Faculty of Human Sciences, WASEDA University
支援技術をもっと身近に,グローバルに
巖淵研究室では,障害のある人や高齢の人など,様々な困難を抱える人々に役立つテクノロジーの利用推進,ならびにそれを通じた多様性を受け入れる社会の実現を目指し,人と人,人とモノをつなぐ情報ネットワーク技術の高度化やコミュニケーション支援に関する研究を行っています。技術開発については,スマートフォンやタブレット,クラウドなどをはじめとする主流技術をベースとすることで,開発に必要な経済的・時間的コストを抑え,支援技術の普及促進をはかる国際的スキームの提案を目指します。
研究 (Research)
タブレットPCを利用した読み書きに障害のある児童・生徒向けの支援技術,携帯電話を利用した介護向けコミュニケーション支援システム,画像解析技術を応用した 認知支援技術,開発途上国向けの支援技術に関する研究など,様々なテーマの研究を行なっています。
開発 (Development)
実際の現場で役立つ支援技術の提供を目指し,普及したICT機器をベースにしたシステム開発による研究成果の製品化を行なっています。企業や海外の 研究開発機関との連携も進め,支援技術の開発・普及の促進を図ります。
社会活動 (Actions)
支援技術を活用し,多様性が活きる豊かな社会の実現に向けた活動に取り組んでいます。
ニュース・イベント
> 一覧
2025 / 10
東京ビッグサイトで開催される国際福祉機器展H.C.R.2025にて,10月8~9日に「身近なICT活用講座2025」の8つの無料セミナーを開催します。 誰もが日頃から活用しているスマホ,パソコンなどの情報機器や電子機器の他,生成AIの利用等も含めて,障害のある人や高齢の人の生活に活かすアイデア・工夫とともに紹介します。
2025 / 9
ヒューマンインタフェース学会の大会(ヒューマンインタフェースシンポジウム)にて前年度ゼミ卒業生の榎木さんがショートビデオ優秀賞を受賞しました。 榎木 日向子(日本総合研究所/早稲田大学)伊勢居 美良, 巖淵 守(早稲田大学), 赤松 裕美, 中邑 賢龍(東京大学)「顔認識AIのファインチューニングと生活支援工学としての応用」